オープンイノベーションによる脳科学の産業応用を推進「異分野の研究者・異業種の民間企業からなるコンソーシアム」

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応用脳科学R&D研究会

研究成果の事業活用を見据えた戦略的研究コンソーシアム

応用脳科学R&D研究会は、異業種の民間企業と異分野の研究者が、脳科学及びその関連領域の最新の研究知見を活用した応用脳科学研究の推進とその事業活用を目指す研究開発のプラットフォームです。
各R&D研究会には、応用脳科学研究及びその事業活用を目指した独創性の高い研究テーマが掲げられ、コンソーシアムの会員と、当該テーマに関する専門的な研究知見を有する研究者が共同で研究活動を行います。
R&D研究会における研究活動は、将来的にコンソーシアムからスピンオフし、研究成果をもとにした共同実証実験(さらには事業活用)に移行することを目指して進められます。一方、各R&D研究会の成果は、当該R&D研究会の参加会員及び研究者によって共有され、参加会員は成果を自社に持ち帰り、自社の事業活動に応用することも可能です。

応用脳科学R&D研究会の進行プロセス

オープンイノベーションシステムを採用した研究体制を整備した上で、R&D研究会のプロセス全体を通じて一貫して「事業活用」という目標を共有し、成果創出を加速します。



2020年度開催のR&D研究会

2020年度は以下に示すように、新たな研究会を組成し、新領域における脳科学の応用脳科学コンソーシアムの可能性を探ると共に、継続研究会については、研究内容のブラッシュアップを行います。R&D研究会は合計8つの研究会を開催する予定です。

※研究会の開催・名称・内容等が変更になる場合がございます。

R&D研究会の概要

(1) EEG powered by(×) AI研究会

脳波計測とAI解析を組み合わせて上市前の新商品価値評価システムの構築を目指す
【研究会の内容】

  • 50名程度の被験者を対象に、脳波データ・主観データ等を収集し、商品価値を予測する基礎モデル構築を行う
  • AIを活用することで、適切な評価モデル、実施規模、被験者プールの作り方(ex.人間情報データベースによる事前スクリーニング)等の検証を行う

(2) センシング&トランスフォーメーション研究会

IoTセンシングとAIを用いたウィズコロナ・ニューノーマル状況下における消費者/在宅・サテライト勤務者の定量的・客観的実態把握と同状況下における新たな製品・サービス開発に向けた実践的知見獲得
【研究会の内容】

  • ヒューマン・アンビエントセンシング技術を用いたリモートワーカー及びリモートワーク環境のセンシング実験
  • リモートワーカーの状態・行動変容(生産性向上・ストレス低減等)に効果的な製品・サービスの探索を目的とした介入実験

(3) 視触覚クロスモーダル研究会

fMRI計測とAI解析を組み合わせた視覚と触覚のクロスモダリティ評価手法の基礎検討
【研究会の内容】

  • 数名の被験者に対し、MR内で触覚刺激を与えると同時に、触察対象物と関連した視覚刺激を与え、その際の脳活動データを取得する。
  • またMR外で官能評価を行い、ここで得られたデータを基に、画像・物性から脳活動をエンコードし、さらに脳活動から官能評価を予測するモデルを構築する。

(4) 食感モデル研究会

口腔内における食感を定量的に評価する手法に関する基礎検討
【研究会の内容】

  • fMRIによる脳活動計測を念頭に置き、仰臥位の被験者が頭部を動かすことなく、またMRIの撮像と同期させながら刺激物を被験者の口内に到達させるプロトコルを検討
  • パイロット実験(被験者2~3名程度を想定)により口内知覚と情動の関係のモデル化可能性を検討

(5) ダイナミックパーソナライゼーション研究会

脳科学×AI・IoTを用いた新たなデジタルオーダーメイドコンセプトの実現に向けたPoCの実施
【研究会の内容】

  • 脳計測実験(EEGを想定)
  • 実環境下での実証(商業施設などにおいて、IoTデバイスを活用した生理・環境・行動計測を実施)
  • 上記の結果に基づく嗜好・意思決定傾向の分析・モデリング

(6) 共感コミュニケーション研究会

COI STREAM事業(国プロ)と連携し、人間の状態推定技術(顔表情解析等)やコミュニケーション状態の評価・分析技術等の開発と社会実装を実施
【研究会の内容】

  • 参画企業プロダクトへの共感コミュニケーション技術の実装、実証実験
  • 上記結果を踏まえた同技術の高度化研究
  • 社会実装基盤(情動推定API等)の整備、社会実装課題(ELSI等)解決に向けた方針策定

(7) Decision Science & Behavior Change研究会

ユーザーの意思決定プロセスを科学的に理解し、目的とする行動に結びつけるプロトコル開発を目指す
【研究会の内容】

  • ①課題設定⇒②行動変容企画⇒③実際の実験(オンライン上で行動変容の介入を行い、その効果を検証)
  • 上記サイクルを実際に回すことを通して、効果的かつ迅速な「行動変容」の実現を志向する

(8) ニューロテクノロジー事業化研究会

ニューロフィードバック、脳刺激装置等を活用した事業の可能性をデモ経験等を通し探索
【研究会の内容】

  • ニューロフィードバックを用いた事業の可能性
  • ニューロモジュレーション(電気刺激)を中心とした事業の可能性について研究者・ベンチャー企業・機器メーカーの支援を受けながら座学・デモンストレーション(サービス体験・トライアル実験)の実施を行い、基礎的な事業検討のファーストステップとなることを目指す

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