オープンイノベーションによる脳科学の産業応用を推進「異分野の研究者・異業種の民間企業からなるコンソーシアム」

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応用脳科学R&D研究会

研究成果の事業活用を見据えた戦略的研究開発活動

応用脳科学R&D研究会は、一社で取り組むにはまだリスクが大きい研究テーマについて、会員企業と研究者が連携して、事業活用を見据えた研究開発を推進するためのプラットフォームです。

各R&D研究会では、応用脳科学研究及びその事業活用を目指した独創性の高いテーマが掲げられ、会員企業と、当該テーマに関する専門的な研究知見を有する研究者がアドバイザー、共同研究者として参加し、コンセプトの構築、基礎実験、PoC等を通してデータの蓄積を行ないながら研究開発活動を行います。

各R&D研究会の成果は、当該R&D研究会の参加会員及び研究者によって共有され、参加会員は成果を自社に持ち帰り、自社の事業活動に応用することも可能です。また、将来的に、研究成果をもとにした共同実証実験(さらには事業活用)等に移行することを目指して進められます。

応用脳科学R&D研究会の進行プロセス

オープンイノベーションシステムを採用した研究体制を整備した上で、R&D研究会のプロセス全体を通じて一貫して「事業活用」という目標を共有し、成果創出を加速します。



2021年度開催のR&D研究会

2021年度は以下に示すように、新たな研究会を組成し、新領域における脳科学の応用脳科学コンソーシアムの可能性を探ると共に、継続研究会については、研究内容のブラッシュアップを行います。R&D研究会は合計4つの研究会を開催する予定です。

※研究会の開催・名称・内容等が変更になる場合がございます。

R&D研究会の概要

(1) 共感コミュニケーション研究会 (継続研究)

COI STREAM事業(国プロ)と連携し、人間の状態推定技術(顔表情解析等)やコミュニケーション状態の評価・分析技術等の開発と社会実装を実施

【研究会の内容】
各企業のプロダクトに情動認識技術を適用しビジネス効果検証を行うとともに、得られた課題に基づいて技術改良を行う。さらに、昨年度から開始したVR・AR技術を用いたコミュニケーションシステム研究を継続し、社会実装に向けた検討を行う。

(2) センシング&トランスフォーメーション研究会 (継続研究)

IoTセンシングとAIを用いたウィズコロナ・ニューノーマル状況下における消費者/在宅・サテライト勤務者の定量的・客観的実態把握と同状況下における新たな製品・サービス開発に向けた実践的知見獲得

【研究会の内容】
生理データを取得するためのウェアラブルデバイスと行動データや業務データを取得するためのスマホアプリを利用してデータ計測実験を行い、その結果をもとに個人の特性を踏まえた日々変動する心理状態や業務環境、生理状態をインプットとし、業務成果や心理状態を最大化させる行動内容や業務環境を推定するモデルを構築する。

(3) ヒューマン・デジタルツイン研究会 (新規研究)

人間の内面を再現するヒューマン・デジタルツインに関して、応用脳科学、デジタル技術、ELSI(倫理的・法的・社会的課題)の視点から検討し、行動変容・コミュニケーション技術等の研究開発を促進

【研究会の内容】
本研究会ではヒューマン・デジタルツインの最先端研究・技術・知見に触れるとともに、同技術の倫理的・社会的・法的課題(ELSI)を共有・議論することで、ヒューマン・デジタルツインのビジネスユースケースの具体化、ELSI及びその対応策の具体化、ヒューマン・デジタルツインの実現に必要となる技術要素を具体化する。

(4) ブレイン・ヘルスケア & インフォメーション・メディスン研究会 (新規研究)

ヘルスケア・精神疾患・脳関連疾患(依存症・慢性疼痛・慢性疲労症候群・うつ病等)に関連して脳の健康・診断・治療技術について、情報を媒体とする情報医療とデジタルセラピューティクス(DTx)の視点から研究開発を促進

【研究会の内容】
心や身体を健康に維持し、病気を早く治すためには、従来の物質次元からのアプローチに加え、情報次元からのアプローチが重要になる。今年度は、情報次元から脳と心の健康や病気について、脳の情報処理の側面から整理し、デジタル技術を活用した病態解明、計測・診断技術や治療方法の可能性について探索する。


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