オープンイノベーションによる脳科学の産業応用を推進「異分野の研究者・異業種の民間企業からなるコンソーシアム」

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応用脳科学リサーチプロジェクト2011

応用脳科学リサーチプロジェクト2011とは?

「応用脳科学リサーチプロジェクト2011」は、海外グローバル企業が推進する応用脳科学の“事業活用”と“その技術基盤”についての事例を幅広く調査・整理した上で、民間企業の事業開発担当者やマーケティング担当者がこれらを参考にして自社の事業開発やマーケティングに活用できるよう、「事業活用の具体的プロセス」を分析・レポーティングいたします。尚、最終成果物のレポート及び各事例集をご提供(販売)致しております(「4.納品物」参照)。


応用脳科学リサーチプロジェクト2011概要

1. 実施概要

近年、「脳の可視化」を実現する各種計測・情報技術の飛躍的進歩により、これらを利用した応用脳科学研究およびその事業活用が国内外において活発化しています。しかしながら、自動車、IT・ソフト、電機・電子、化粧品・日用品、化学・香料、食品、建築、エンターテインメント、スポーツ、広告・マーケティング等、多岐にわたる業界の大手海外グローバル企業が応用脳科学の事業活用を推進し、一部についてはすでに商品やサービスの開発に結び付けているのと比較すると、国内企業の取り組みは、先行されているのが現状です。
本プロジェクトでは、先行する海外グローバル企業の事業活用事例と、その基盤となる研究成果や技術に関する文献調査を通じて調査・整理し、ここに、応用脳科学の事業活用における各種コンサルティングや応用脳科学コンソーシアムの運営を通じて蓄積したノウハウを元にした分析を加え、応用脳科学の事業活用を「具体的にどうやって」進めればよいのか、企業の事業開発担当者やマーケティング担当者が社内で実際に利活用できるよう「わかりやすく」解説するレポートを作成・販売し、国内における応用脳科学の事業活用の一層の推進を目指します。

2. 特色

(1)難解な応用脳科学の専門用語や研究・実験内容について「わかりやすく」記述

一部学術性が高く難解な応用脳科学の専門用語や各種研究・実験の内容について、一般的な知識があれば理解できるように、平易な注釈や説明を付けながら、わかりやすく解説。

(2)各事例を「どうやって」事業活用するかを分析

事例を単に整理するだけではなく、各事例について、それを「どうやって」事業活用するか、分析を通してその可能性や方向性をレポーティングすることで、自社における事業活用の意義や期待される成果および必要な各種リソースが理解可能。

(3)応用脳科学研究に関する最新トレンドを知ることで今後の事業活用の方向性を掌握

各事例の個別具体的な分析にとどまらず、これら研究・技術や事業活用の最新トレンドの分析を実施。これにより、今後の事業活用の方向性を把握したり、自社が導入すべき領域を見極めたりすることが可能。

3. スケジュール

調査期間:2011年7月~2012年1月(調査終了)
※最終成果物として調査レポートをご提供(販売)しております(納品物は「4. 納品物」を参照)。

実施した調査の詳細については、こちら[PDF 1.85MB] をご覧ください。

4. 納品物

納品物は以下の【A】-【D】となります。

【A】「海外における応用脳科学の事業活用事例とその基盤となる応用脳科学研究
  及び技術に関する最新動向調査プロジェクト」調査報告書(150ページ程度)

【B】海外グローバル企業による応用脳科学研究とその事業活用事例(約70事例)

【C】【B】の基盤となっていると考えられる脳神経科学研究事例(約90事例)

【D】【B】の基盤となっていると考えられる脳活動計測技術及び機器等の開発・提供企業事例(約80事例)

※【A】は紙媒体での納品となります(なお別途PDFファイルでのご提供も検討中)。
※【B】~【D】は電子ファイル(PDF)での納品となります。

5. 目次

第1章 調査概要

1.1 課題認識及び調査目的
(1)脳神経科学と応用脳科学
(2)世界各国で展開される脳神経科学研究支援政策
(3)応用脳科学研究とその事業活用における5つの課題
(4)応用脳科学コンソーシアム
(5)応用脳科学リサーチプロジェクト2011とその目的

1.2 調査目標及び調査指針

1.3 調査対象領域

1.4 調査方法及び実施プロセス

1.5 最終成果物

第2章 調査結果

はじめに ~なぜマーケティングやR&Dに応用脳科学が必要か~

2.1 ニューロマーケティング
(1)広告
 【コラム1】 非侵襲型の脳活動計測技術
(2)デザイン
 【コラム2】 事象関連電位とオドボール課題
(3)ブランド
 【コラム3】 脳のトップダウン処理とクロスモダリティー(食の事例)
(4)メディア
 【コラム4】 プローブ法
(5)購買行動
 【コラム5】 脳領域の表記方法

2.2 ニューロR&D
(1)ユーザーインターフェース
(2)空間・環境
(3)食
(4)香り
(5)触覚
(6)運動
(7)娯楽
(8)機器制御<BMI>
(9)機能回復・向上<Neuro Feedback>

第3章 調査結果を踏まえたトレンド分析

3.1 海外グローバル企業による応用脳科学研究とその事業活用トレンド

3.2 応用脳科学の基盤となる脳神経科学研究や脳活動計測技術トレンド

第4章 まとめ

6. 対象業界

以下のような業界の海外企業の事業活用事例をピックアップしております。
※業界によっては事例が少ないケースもあることをご了承ください。

自動車・輸送機
電機・機械
IT・通信
建築・設備
各種素材
化粧品・トイレタリー
衣料品
食品・飲料
玩具・エンターテイメント
スポーツ・フィットネス
流通・物流
保険・金融
メディア・広告


応用脳科学リサーチプロジェクト2011レポート販売について

プロジェクトの最終成果物(「4. 納品物」を参照)を50万円(税別)にて販売しております。

本プロジェクトやレポートへのご質問並びにレポートのお申し込みに関しては、 お名前・ご所属・ご連絡先明記の上、 まで、ご連絡下さい。

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