Brain Childcare-topia
子育てショートレクシャーシリーズ
設置の背景
- 日本における出生数は約86万人(2019年)とピーク時(270万人、1949年)の1/3以下で年々減少傾向で、少子社会化が進行
- 子どもの発達期において、適切な環境で「脳を育む」ことが極めて重要であることは様々な脳科学研究により明らか
- これからの社会的に変化が大きく予測が困難なVUCA(不安定、不確実、複雑、曖昧)時代を生きていくために、いわゆる社会情動的能力(非認知能力)を育む幼少期からの環境創りがますます重要
- OECD(経済協力開発機構)では,2015 年から Education 2030 プロジェクトを推進し、2030 年という近未来において子ども達に求められるコンピテンシーを検討・育成につながるカリキュラム・教授法,学習評価などについて検討中
- 一方、脳科学について興味・関心はあるが、実際に自分たちの日常生活や仕事にどう活用すればいいのかわからないというビジネスパーソンはまだ多いと推測
目的
- ビジネスパーソンの中でも、今後、ビジネスにおいて中心的な存在となる若い世代の方々を対象として、日常的な生活の中で大きな関心事の一つであり、かつ少子社会において重要な「子育て」をテーマとして取り上げ、脳科学、心理学、人間科学の観点から、わかりやすいショートレクチャーシリーズとして提供
- VUCA時代に子どもを持つ親や保育士を支援することで、社会全体で子どもを育む環境構築の一助として提供
講義形式と内容
玉川大学 脳科学研究所 赤ちゃんラボ、浜松医科大学 子どものこころの発達研究センターおよび応用脳科学コンソーシアムの共催で開催します。通勤時間に電車内でスマホ等を使って視聴することを想定し、10~20分/回の動画を3~6回程度配信する予定です。乳幼児・児童を育む視点から理解しておきたい知見を一般にわかりやすく提供します。
<講義テーマイメージ>(詳細は検討中)
- 子どもの脳の成長と環境
- 子どもの発達と親の役割、その支援
- 子どもと親の心理的なつながり
- 子どもの他者に対する理解と関わり
- 赤ちゃんによる言語の獲得
参考:玉川大学 赤ちゃんラボ

参考:玉川大学 脳科学研究所&Human Brain Science Hall (HBSH)

参考:浜松医科大学 子どものこころの発達研究センター
