1. HOME
  2. 応用脳科学アカデミー

応用脳科学アカデミー

     

言語

リズムを処理する脳 – ヒトの音楽性の起源 -:藤井 進也(慶應義塾大学 環境情報学部 准教授)

 本講義では、リズムを処理する脳の不思議について、皆様と共に、探究してみたいと思います。私自身、ドラマーとしてリズムを演奏します。そのリズム演奏の感覚の中には、宇宙の感覚があります。その感覚を脳科学の観点から眺めてみると...

音楽の脳科学的効用:酒井 邦嘉(東京大学 大学院総合文化研究科 教授)

 身近な音楽と言葉の対比から、脳の不思議や人間性の本質について考えてみたいと思います。人間の言語は、「再帰的計算」という本質的な特徴を備えています。再帰的計算に基づく階層的な構造は、さらに音楽などの芸術作品にも反映されて...

「乳幼児期の言語学習:支える仕組みと環境」:針生 悦子(東京大学 大学院教育学研究科 教授)

子どもは母語を”自然に”身につけていくように見えます。しかし、“自然に”とはどういうことなのでしょうか。子どもに話しかけるときも、大人どうしで話すときのような話し方を心がけた方がいいということでしょうか。また、現代におい...

赤ちゃんの言語獲得:支える仕組みと脳、環境:針生 悦子(東京大学 大学院教育学研究科 教授)

新しい言語の学習に苦労して、生まれてすぐに開始した母語の学習ではそれほど苦労もせずに完璧に使いこなせるようになったのに、と考え始める人は少なくないかもしれません。確かに赤ちゃんは、その言語が話される環境の中で育つだけで、...