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応用脳科学アカデミー

     

脳を育む

ワーキングシニアの心理・行動特性を知る:原田 悦子(筑波大学 人間系(心理学域) 教授)

超高齢社会の中で,健康な高齢者の心理・行動的特性を知ることの重要性が増している.それは,1)健康で自立をした生活を営む高齢者との協同やコミュニケーションの頻度が増える中,いかにうまくそうした相互作用を行うか,2)そうした...

健康経営から考えるワーキングシニアと健康経営の国際動向(ISO化):浅野 健一郎((一社)社会的健康戦略研究所 代表理事)

日本は、今総人口における年齢構成割合の急速な変化の真っ只中にいます。いわゆる超高齢化です。しかし、この変化も2040年以降は収束し、年齢別人口の構造は安定期に突入して、その後100年以上に亘り、年齢構造の変化のない時代が...

当事者研究から学ぶインクルージョン:高信頼性組織・共同創造・アンチスティグマ 熊谷 晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター 准教授)

 ダイバーシティは、各々が偏見を持ち合い、バラバラに活動していたのでは、インクルージョンにつながらず、個人や組織のウェルビーイングや潜在能力の発現につながらない。本講義では、高信頼性組織、共同創造、アンチスティグマという...

感覚ダイバーシティを考慮したインクルーシブデザインの推進:小山 慎一(筑波大学 芸術系 教授)

 これまで感覚ダイバーシティ・感覚過敏の多くは見過ごされ、社会的にはネガティブな事象として扱われてきました。当事者やその家族は生きづらさを強いられてきました。しかし、感覚ダイバーシティ・感覚過敏を科学として取り扱うことで...

ソニーグループのDE&Iの取組み:森 慎吾(ソニーピープルソリューションズ株式会社 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進室 室長)

多様な人、異なる感性が、互いを尊重しながらも、 時にグループの垣根も超え、ダイナミックに混ざり合う。そうした多様性がイノベーションを生み、活気に満ちた企業文化をつくる。これがソニーのDNAです。今では「多様性」も経営方針...

実践現場から見る障害者と社会の実像:竹村 利道(日本財団 国内事業開発チーム シニアオフィサー)

医療現場の患者支援から障害者として生きることになったその生活の実際に触れ、活動を地域に移し、公的機関勤務、そして起業、と実践を展開。障害当事者と社会の関係性は、いともたやすく変わるもの、どうあがいてもできないことを体感。...

脳の発達と社会環境:可塑性と多様性:千住 淳(浜松医科大学 教授・子どものこころの発達研究センター センター長)

子どもは一人ひとり違っている。多様な個性・特性を持つ子どもたちが傷つきや困難さに直面することなく、多様なままで幸せに健やかに育つ為の理解や支援方法の確立は、現代の発達研究における最重要なテーマの一つである。脳の育ちの多様...

「障がい者の経済学:企業戦略としてのインクルージョンを考える」:中島 隆信(慶応義塾大学商学部 教授)

 日本では企業に対して常用労働者の一定割合の障害者雇用が義務づけられており、この割合は2026年に2.7%まで引き上げられることが決定している。つまり日本企業の多くは、厚労省から尻を叩かれる形で障害者雇用を進めてきたとい...

「オンリーワンの個性を、チカラに変える。」レゾナックの障がい者雇用のご紹介:鈴木 秀明(株式会社レゾナック)

 これまでの身体障がいのある方を中心とした障がい者雇用から脱却し、知的・精神・発達障がいがあっても企業就労の場で、個人が持つ能力を最大化することのできる企業でありたいと考え、人事部内に知的・精神障がいのある方々をチームで...

記憶と潜在意識下の脳機能:井ノ口 馨(富山大学 学術研究部 医学系 卓越教授)

本講義では、脳の情報処理のメカニズムをわかりやすく解説すると同時に、「潜在意識下の脳の活動とその機能に関する最新の研究成果」をお話しします。 睡眠中やリラックスしているときなどに独創的なアイデアなどが出やすいことは昔から...

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