1. HOME
  2. 応用脳科学アカデミー
  3. 2022年度
  4. 特別2022年度

応用脳科学アカデミー

     

特別2022年度

運動制御・学習に関わる脳情報処理:横井 惇(情報通信研究機構(NICT)未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター 脳情報工学研究室 研究員)

多数の筋・関節から構成される複雑な身体を自在に制御し、精密な運動を実行することは、未だに生物の脳にしか達成できてない課題である。本講義では、生物の脳がこの難題をどのようにして解いているのかについて、脳における運動の情報表...

自と他を結びつけるコミュニケーションとその脳内表現:鮫島 和行(玉川大学 脳科学研究所 脳システム研究センター主任 教授)

人間は社会的な動物だと言われる。言語をもち、他者と協力し、他者を欺くこともできる。しかし言語を介したコミュニケーションだけでなく、表情や仕草、うなずき、視線などの非言語でもコミュニケーションは私たちの社会性を支える重要な...

過去と未来を結びつける脳内表現を用いた学習行動:酒井 裕(玉川大学 脳科学研究所 教授)

脳は、目や耳などの感覚器から刻々と膨大な情報を取得し、多数の筋肉に出力パターンを送り、身体を制御している。極めて多次元の連続量の時間パターンに関する入出力変換を状況に応じてやってのけている。しかも、遺伝的にプログラムされ...

広視野呈示下におけるfMRI脳機能イメージング:和田 充史(情報通信研究機構(NICT) 未来ICT研究所 脳情報通信融合研究センター(CiNet) 脳機能解析研究室 主任研究員)

人は様々な物に囲まれた複雑な環境の中でも,目に映る映像から瞬時に環境と自己の様子とその変化を把握できますが,その脳メカニズムの全容は未だ明らかではありません.本講義では,fMRI脳機能イメージングとVR映像技術を組み合わ...

人工脳の構築へ向けた脳情報のモデル化:西田 知史(情報通信研究機構(NICT) 未来ICT研究所 脳情報通信融合研究センター(CiNet) 脳情報工学研究室 主任研究員)

神経科学および知能情報学の最終的なゴールの一つは、人間の脳をすべてモデル化し、人工脳として再現することです。このゴールはまだ遠い未来の話のように感じるかもしれませんが、近年の脳計測技術や人工知能技術の発展により、現実的な...

脳と3D、VR ー ヒトがモノを立体に見るための手掛かり:番 浩志(NICT未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター 脳情報通信融合研究室 主任研究員)

ヒトは、左右眼に投影された2つの2次元の網膜像から3次元構造を再構築し、外界を立体的に知覚しています。この過程は全く意識に上らないため、ごく簡単なことのように思われています。しかし、現在の最高精度の計算機とアルゴリズムを...

脳波を用いた実環境化におけるワークロードとエラーに関する神経活動の評価:横田 悠右(情報通信研究機構(NICT)未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター 脳機能解析研究室 研究員)

近年,脳科学の知見と情報技術を組み合わせたブレインテックが注目されている.脳波計測は,ヒトの脳活動を計測する方法の中で最も古い歴史があり,今日まで多くの知見が積み重ねられてきた.従来は,神経科学者の道具として実験室環境で...

時間感覚の脳内メカニズムの解明と操作:林 正道(国立研究開発法人 情報通信研究機構 未来ICT研究所 脳情報通信融合研究センター テニュアトラック研究員)

「時間があっという間に過ぎた」「タイミングが良い」といった言葉をよく耳にするように、「時間」は我々が日常生活を営む上で非常に身近な存在です。そして私達は時々刻々と変化する環境に対して適応的に行動するために、物事の起こるタ...

脳内表現のデコーディングによる行動の理解:田中 康裕(玉川大学 脳科学研究所 准教授)

私たちは日々、目的を持って行動している。いろいろな状況に応じて、どのように具体的な行動が生み出されるのか、その仕組みにはまだまだ分からないことが多い。しかし、行動が脳により生み出されている以上、脳内の神経活動の中には、個...