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応用脳科学アカデミー

     

2025年度

脳の発生発達と神経発達障害 Brain Development & Neurodevelopmental Disorders:大隅 典子(東北大学大学院医学系研究科・発生発達神経科学分野 教...

脳の中には1000億もの神経細胞と、さらにその数倍の数のグリア細胞が存在し、神経機能を営んでいます。このような脳の細胞は「神経幹細胞」というタネの細胞から作られ、大部分は胎児期に生まれますが、例えば海馬の中などでは生涯に...

認知バイアスから見た脳とこころのメカニズム:山田 真希子(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究所 量子認知脳科学チームリーダー)

偏ったものの見方や思い込みなどの「認知バイアス(認知の歪み・錯覚)」は、これまで、認知科学、社会心理学、行動経済学において研究が続けられてきました。認知バイアスは、外界の刺激などに対して脳内で独自に創造された「主観的経験...

量子認知入門 不確実な世界における心のモデル 量子確率論と認知科学の融合:山田 真希子(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究所 量子認知脳科学チームリーダー)

本講義では、量子力学の原理を応用した認知科学の新しいモデルである「量子認知」の基礎とその応用を紹介します。従来の古典的確率論では説明が難しい意思決定や信念更新、認知バイアスなどを、量子確率論を使って理解することができるよ...

2025年 アニュアルシンポジウム:量子科学と脳科学の融合~AI時代ゆえに求められる新たな脳科学のスキーム~ 開催レポート

2025年12月3日、JA共済ビルにおいて、開催された応用脳科学コンソーシアム2025年アニュアルシンポジウム「量子科学と脳科学の融合~AI時代ゆえに求められる新たな脳科学のスキーム~」は大盛況のまま無事終了いたしました...

Brain-Machine Interface (BMI)の現状と課題:鈴木 隆文(情報通信研究機構 未来ICT研究所 脳情報通信融合研究センター 副研究センター長)

Brain-Machine Interface (BMI)技術について紹介する。脳の機能局在や各種脳活動計測手法などBMIの原理について説明した上で、侵襲型BMI、非侵襲型BMI、そしてBMI研究開発分野における最近の潮...

心理学研究法(1)~(3):河原 純一郎(北海道大学 大学院文学研究院 教授)

例えば,新商品として売り出すにはこちら(A)とこちら(B)のどちらがよいかを調べる実験を計画するという場合,考慮すべきことリストには何を挙げておくべきでしょうか。「やってみなければわからない」とばかりに消費者モニター実験...

ビギナーとエキスパートの思考を推定する異なる脳の仕組み:宮本 健太郎(理化学研究所 脳神経科学研究センター 思考・実行機能研究チーム チームディレクター)

 他者と協力しながらチームとして新しい問題の解決を試みるときに、それぞれのチームメンバーがどのように役割を果たすのかを予測し、その予測に基づいて自己が果たすべき役割を考え、自己の行動を調整します。この時、メンバーによって...

感覚ダイバーシティを考慮したインクルーシブデザインの推進:小山 慎一(筑波大学 芸術系 教授)

 これまで感覚ダイバーシティ・感覚過敏の多くは見過ごされ、社会的にはネガティブな事象として扱われてきました。当事者やその家族は生きづらさを強いられてきました。しかし、感覚ダイバーシティ・感覚過敏を科学として取り扱うことで...

脳情報から読み解く匂い知覚 ~文脈の影響と潜在的な好み~:奥村俊樹(情報通信研究機構(NICT) 未来ICT研究所 脳情報通信融合研究センター 脳機能解析研究室 有期研究員)

匂いの感じ方は、匂い分子の違いだけでなく、注意や文脈など様々な影響を受けます。また、匂いの印象を主観的に正確に評価することは、必ずしも簡単ではありません。このような「曖昧な」匂いの感覚を、脳の情報から読み解こうとする試み...

神経美学 – 美と芸術の脳科学 -:石津 智大(関西大学 文学部 心理学専修 教授)

わたしたちの毎日を豊かに彩る感性と芸術。一見、脳科学とは遠くはなれた領域に思えますが、知覚の探求と精神のはたらきにかかわろうと試みている点では、脳科学とおなじ目的を共有し、深い関係性があると言えます。神経美学とは、認知神...