1. HOME
  2. 応用脳科学アカデミー
  3. 2022年度
  4. ワーキングシニアの心理・行動特性を知る:原田 悦子(筑波大学 人間系(心理学域) 教授)

応用脳科学アカデミー

2022年度

ワーキングシニアの心理・行動特性を知る:原田 悦子(筑波大学 人間系(心理学域) 教授)

超高齢社会の中で,健康な高齢者の心理・行動的特性を知ることの重要性が増している.それは,
1)健康で自立をした生活を営む高齢者との協同やコミュニケーションの頻度が増える中,いかにうまくsousita相互作用を行うか,
2)そうした高齢者が「より良い形で」働くことができる環境をいかにデザインをしていくか,
といった実生活上の「より良いデザイン」をしていく上での重要な基礎として必須であると同時に,
3)高齢者の認知的過程を知り,若年成人との比較をしていくことにより,たとえば対話あるいは複雑な道具利用の学習といった,人の高次認知機能のメカニズムを知る極めて重要な手掛かりとなることからも「人を知る」試みにとって重要なアプローチとなっている.
本講では特に,人‐モノ相互作用における加齢変化,および高齢者‐若年成人間の会話特性をとりあげ,それらに影響を与える要因を4層の視点から考える枠組みについて考察を深めていく.

講師

原田 悦子 先生
筑波大学 人間系(心理学域) 教授

日時

2022年11月2日(水)13:00~17:30(12:40より受付開始)
※原田先生の講義は、13:00~14:10です。

場所

NTTデータ経営研究所 9階 セミナールーム

入館方法

JA共済ビルのエントランスフロアで受付を済ませてから、左側のエレベーターにて9階までお越しください。応用脳科学アカデミーの案内看板が掲示されています。
そちら側よりご入室いただきますと、右側奥に応用脳科学アカデミー受付(臨時設置)がございます。

お問い合せ先

本アカデミーに関するご質問等は、 「各種お問い合わせフォーム」 より、お問い合わせください。

講師紹介

原田 悦子(はらだ えつこ)先生

現職

  • 筑波大学 人間系(心理学域) 教授

経歴

1986-04 -1989-03 日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所 研究員(認知工学)
1989-04 -1991-03 法政大学社会学部専任講師
1991-04 -2998-03 法政大学社会学部助教授
1995-09 -1997-03 McMaster大学心理学科客員研究員(法政大学在外研究員)
1998-04 -2010-03 法政大学社会学部教授
2007-09 -2008-08 Toronto大学心理学部客員教授 ならびにThe Rotman Research Institute (Baycrest Center)客員研究員
         (法政大学在外研究員)
2010-04 - (現在)  現職/筑波大学大学院人間総合科学学術院(心理学学位プログラム)

研究概要

認知心理学,認知科学.人間の記憶,人-人工物間相互作用,認知的加齢などを研究領域とし、人 とモノ(人工物)との相互作用分析から「よりよいデザイン」を考える認知工学を研究フィールドとする。現在は,つくば型リビングラボとして,地域在住の健康な高齢者の参加を得て,使いやすさを検証・研究する「みんなの使いやすさラボ」研究代表も務める。

主な業績

  • 原田 悦子 2022 心理学の基本フレーム 岩壁ほか編「臨床心理学スタンダードテキスト」金剛出版
  • 原田 悦子(編著) 2021 「医療の質・安全を支える心理学 ──認知心理学からのアプローチ」 誠信書房, 2021-07
  • 原田 悦子(編著) 2021「心理学と仕事3 認知心理学」 北大路書房
  • Harada Etsuko 2017 Social aging, informatization, and cognitive tasks required for human memory in daily lives: Problems observed in a usability test for home-use medical equipment, Umeda & Tsukiura (eds) 「Memory in Social Context: Brain, Mind, and Society IV. Toward the Application of Memory Research to Our Society」. Springer.
  • 原田 悦子 2018 加齢とヒューマンエラー:人工物との相互作用を中心として. 芳賀繁(編著)「ヒューマンエラー」エヌ・ティー・エス, 2018
  • 原田悦子 2017 「君の名は.」もしくは「逃げ恥」,それとも「僕の優秀な右手」:人とモノの関わり合いの二つの形 人工知能学会(編)「人工知能の見る夢は AIショートショート」 2017-05
  • 原田 悦子(編著) 2015 「スタンダード認知心理学」サイエンス社, 2015-12
  • 原田 悦子; 日根恭子; 南部美砂子; 須藤智 2015 業務電子化が引起す疑似越境とその修復:電子カルテ障害カンファレンスの縦断分析
  • 香川・青山(編著)「越境する対話と学び ――異質な人・組織・コミュニティをつなぐ」/新曜社, 2015-05
  • 野島久雄・原田 悦子(編著) 2004 「“家の中”を認知科学する―変わる家族・モノ・学び・技術」新曜社
  • 原田悦子・篠原一光 (編著) 2011 「現代の認知心理学 4:注意と安全」北大路書房
  • 原田悦子(編著)2003「使いやすさ」の認知科学―人とモノとの相互作用を考える (認知科学の探究) 」 共立出版
  • 原田悦子 1997 「人の視点からみた人工物研究」 共立出版  他

             

関連講義