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応用脳科学アカデミー

     

データサイエンスにおけるELSI:岸本 充生(大阪大学D3センター部門長・社会技術共創研究センター長)

最初に、新規科学技術の研究開発から社会実装までを「倫理的・法的・社会的課題(ELSI)」という切り口で検討することの意義について考察します。特に、パーソナルデータを利活用する、すなわち、データを取得し、学習済みモデルを作...

今度こそ分かる自由エネルギー原理の急所:乾 敏郎(京都大学 名誉教授)

 自由エネルギー原理は難しくて分かりにくいというお話をよく聞きます。そこで急所を押さえながら、できるだけ分かりやすく解説します。 1.自由エネルギー原理とは何か(5分)ただのベイズ推論ではない(身体化によるembodie...

ニューロテクノロジーによる感性可視化と体験型PoC:株式会社アラヤ

最先端のNeuroAIを活用した感性可視化の可能性と、実際のPoC(概念実証)を体験しながら脳波やAIの活用事例を体験していただきます。まずNeuroAI技術を応用した脳研究や感性分析の取り組みを20分程度でご紹介し、続...

応用行動分析学をベースにした自閉スペクトラム症への支援と未来:井上 雅彦(鳥取大学 医学系研究科 教授)

「自閉スペクトラム症(ASD)って何?」「どんな治療法が効果的?」「親や支援者にできることは?」そんな素朴な疑問からASD支援の現状と未来について考えます。本講演では、エビデンスのある支援方法であり、行動科学の一つである...

事業会社におけるニューロテック利活用の成功例とアンチパターン(製造業と製薬を中心として):株式会社SandBox

本邦のニューロテクノロジーは、まず広告領域で応用が始まり、現在は製造業/製薬の現場へ実装が進んでいます。しかしニューロテクノロジーで実際の事業価値を創出する為には、厳密なプロトコル設計/計測オペレーションから、再現性の高...

LLM(大規模言語モデル)とベクトル検索の基礎ならびにそのビジネス活用:ベクスト株式会社

LLM(大規模言語モデル)は高度なテキスト処理能力でビジネスに革新をもたらします。さらに、画像や音声など複数のデータ形式を扱うマルチモーダルモデルや、自己強化学習を促進するSelf-Playなどの最新技術も注目されていま...

次世代型ウェアラブルイヤホン型脳波計を用いた研究開発の取り組みとニューロテクノロジーの社会実装に向けた展望:VIE株式会社

本セミナーでは、VIEが開発している新型ウェアラブルイヤホン型脳波計の研究開発に関する取り組みや、社会におけるニューロテクノロジーの活用可能性について深く掘り下げていきます。VIE Labでの研究開発および大学・研究機関...

感覚ダイバーシティを考慮したインクルーシブデザインの推進:小山 慎一(筑波大学 芸術系 教授)

 これまで感覚ダイバーシティ・感覚過敏の多くは見過ごされ、社会的にはネガティブな事象として扱われてきました。当事者やその家族は生きづらさを強いられてきました。しかし、感覚ダイバーシティ・感覚過敏を科学として取り扱うことで...

認知・行動の無意識的側面と社会への応用:渡邊 克巳(早稲田大学 理工学術院 教授)

脳は外界からの情報入力から中枢神経系を経て行動を発現させるまでの情報処理を驚くほどの速さで行っているが、外界の情報は膨大かつ曖昧であり、脳の能力も世界を正確に表現するには絶対的に不足しているように思われる。にもかかわらず...

脳の情報処理の階層構造とBMIへの応用:笹井 俊太朗(株式会社アラヤ 取締役CRO 兼 研究開発部 部長)

我々が創造性を発揮できる背景には、どのような認知・神経メカニズムが存在しているのでしょうか?我々の意識や意識下で起こる過程は、創造的なアイデアの生成にどのように貢献しているのでしょうか?これらの疑問へ迫るべく、本講演では...