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応用脳科学アカデミー

     

ソニーグループのDE&Iの取組み:森 慎吾(ソニーピープルソリューションズ株式会社 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進室 室長)

多様な人、異なる感性が、互いを尊重しながらも、 時にグループの垣根も超え、ダイナミックに混ざり合う。そうした多様性がイノベーションを生み、活気に満ちた企業文化をつくる。これがソニーのDNAです。今では「多様性」も経営方針...

実践現場から見る障害者と社会の実像:竹村 利道(日本財団 国内事業開発チーム シニアオフィサー)

医療現場の患者支援から障害者として生きることになったその生活の実際に触れ、活動を地域に移し、公的機関勤務、そして起業、と実践を展開。障害当事者と社会の関係性は、いともたやすく変わるもの、どうあがいてもできないことを体感。...

行動を決定する脳のメカニズム:櫻井 武(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 副機構長)

 多くの人は、自分の行動のほとんどは、自分の確固たる意志が決めていると信じていると思います。しかし、神経科学の立場から言えば、多くの行動は意識下で選択されており、極端な言い方をすれば、多くの場合において、「後づけ」の理由...

ビジネスに活きる意思決定の脳科学~消費から経営まで:茨木 拓也(株式会社NTTデータ経営研究所 ニューロイノベーションユニット アソシエイトパートナー)

 心理学・神経科学・消費者科学・計算科学の融合的な進化に伴い、消費者により大きな価値を届ける商品・サービスの開発を目指して、「脳・ココロ」ー「商品・サービス・広告」間のマルチモーダル・多次元情報モデリングが取られるように...

脳の発達と社会環境:可塑性と多様性:千住 淳(浜松医科大学 教授・子どものこころの発達研究センター センター長)

子どもは一人ひとり違っている。多様な個性・特性を持つ子どもたちが傷つきや困難さに直面することなく、多様なままで幸せに健やかに育つ為の理解や支援方法の確立は、現代の発達研究における最重要なテーマの一つである。脳の育ちの多様...

企業におけるELSI対応 自動車技術開発における生命倫理の例をもとに:本澤 養樹(滋賀医科大学 社会医学講座 客員教授)

 高度運転支援(自動運転)をはじめAIを基盤とする自動車の技術が実用段階に近づいています.これらの技術は時にドライバーの認知,判断,行動に直接,間接的に介入する必要があり,HMI(Human-Machine Interf...

行動計測の基礎:松田 壮一郎(筑波大学人間系 助教)

 講師の専門である,臨床発達支援現場を事例として,最新のテクノロジー(ロボティクス,コンピュータビジョン,ウェアラブルデバイス)を活用しながら,どのように行動を計測すればよいのか,してきたかについての概要を講義する。特に...

個人情報保護法とその動向について:渡邉 雅司(半蔵門総合法律事務所 弁護士)

新しい技術を用いて多様なサービスが日々生まれている現代のデータ社会では、企業が顧客の購買履歴などの個人情報を収集・分析することは当たり前になっています。その一方で、個人情報保護やプライバシー保護の観点を欠いたことで思わぬ...

脳から考える情報医療とブレインヘルスケア:本田 学(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所疾病研究第七部 部長)

脳における情報処理の素過程を担っているのは化学反応、すなわち物質現象に他ならず、五感を介して脳に入力される情報は、究極的には脳の特定の部位に特定の化学物質を投与したのと同じ反応を引き起こす。すなわち脳においては、生命活動...

心身の健康に及ぼす脳腸相関のインパクト:福土 審(東北大学大学院 医学系研究科 心療内科学分野 教授)

 脳腸相関とは、脳と腸の機能的関連を指す医学用語である。まず、ストレスが人間の生体に負荷された時に生じる脳→腸方向の変化が証明された。次に、腸内に与えた刺激が脳機能に及ぼす影響が研究された。更に、腸内細菌を変容させると生...