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応用脳科学アカデミー

     

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AIのELSIにおけるトラスト:中川 裕志(理化学研究所・革新知能統合研究センター・チームリーダー)

AIが人間より高い能力を持ち、人間にとっての脅威になるというような危惧から発展してきたAIのELSI、とりわけAI倫理ではあるが、その根拠が薄弱であることは理解されてきている。代わって、ロボット、ヒューマンインタフェース...

データサイエンスにおけるELSI:岸本 充生(大阪大学データビリティフロンティア機構教授・社会技術共創研究センター長)

最初に、新規科学技術の研究開発から社会実装までを「倫理的・法的・社会的課題(ELSI)」という切り口で検討することの意義について考察します。特に、パーソナルデータを利活用する、すなわち、データを取得し、学習済みモデルを作...

計算神経科学とAIを学ぶための基礎知識:沖野 将人(株式会社NTTデータ経営研究所 ニューロコグニティブイノベーションユニット シニアコンサルタント)

昨今、ディープラーニング(深層学習)から端を発し、アルファ碁等の登場によりAIブームが巻き起こっており、その技術はスマホ、家電、セキュリティに至るまで様々なものに転用され、もはや身近なものになっているかと思います。一方で...

認知神経科学の基礎(1)~(3):梅田 聡(慶應義塾大学 文学部 人文社会学科 心理学専攻 教授)

第1回 認知神経科学の分野では、日常場面におけるさまざまな人間の行動を、心理学的側面だけでなく、神経科学的側面を含めて説明する試みがなされており、これまでに非常に多くの成果が得られています。近年は、感情、記憶、意思決定、...

脳科学の基礎知識(1)~(3):片岡 洋祐(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 生体制御学講座 特命教授)

第1回 「もの」と「情報」があふれる社会から、「幸福」・「快適」社会への転換が模索され始めています。そうした中、「こころ」と脳の関係など、脳科学への関心も高まっています。しかし、一般に、脳の機能を理解することは大変難しい...

オープンデータや外部研究機関を活用した脳科学研究の進め方:株式会社アラヤ

本セミナーでは、オープンサイエンス、オープンイノベーションの潮流を踏まえた脳科学研究の進め方を事例とともに紹介する。 最初のセッションでは、世界中のデータバンクの紹介、オープンデータの活用方法、予備検証や特許化などにおけ...

次世代型ウェアラブルイヤホン型脳波計を用いた研究開発の取り組みとニューロテクノロジーの社会実装に向けた展望:VIE株式会社

本セミナーでは、VIEが開発している次世代型ウェアラブルイヤホン型脳波計を用いた研究開発の取り組みとニューロテクノロジーの社会実装に向けた展望について議論します。 弊社研究開発部門のVIE LABが行っている研究開発、共...

ワーキングシニアの心理・行動特性を知る:原田 悦子(筑波大学 人間系(心理学域) 教授)

超高齢社会の中で,健康な高齢者の心理・行動的特性を知ることの重要性が増している.それは,1)健康で自立をした生活を営む高齢者との協同やコミュニケーションの頻度が増える中,いかにうまくそうした相互作用を行うか,2)そうした...

認知バイアスから見た脳とこころのメカニズム:山田 真希子(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究所 チームリーダー)

偏ったものの見方や思い込みなどの「認知バイアス(認知の歪み・錯覚)」は、これまで、認知科学、社会心理学、行動経済学において研究が続けられてきました。認知バイアスは、外界の刺激などに対して脳内で独自に創造された「主観的経験...